『敗者のゲーム』 著書 チャールズ・エリス 日本経済新聞社出版
個人投資家にとっては古典的な著書です。
この著書を基にインデックス投資の有効性が示されました。
今はインデックス投資だけ行うのは危険ですが、分散投資は資産家の基本です。
例えばFX投資は上下に激しく変動されていますが、そもそも市場あるいはマーケットという表現でもよいですが、そのものが激しく変動するものです。
その中に安値で買って高値で売るのは本来なかなかできないものです。
現在コロナショックなどと言われていますが、リーマンショックの時に底値で株を買った人は事前に株を売っていれば大きな利益になっています。
でも大抵の人は未だに持っています。後からみれば底値と高値はわかりますが、事前にはわからないです。
ずっと長期投資が有効であるとするならば、その前提条件が必要になります。
その前提条件が崩れた場合、この理論は崩れるでしょう。
ところが、この本で言っているのは、上記のような理論ではなく、驚くべきことに「資産運用に難しい専門知識はいらない」という事です。
意外かもしれませんが、これは心理を得ています。市場あるいはマーケットの変動に左右されず、強い自己規律の人でその方針を守っていくことです。
私がFX投資でルールを守ること、と言っていること同意です。