我々は傷つきたくない、
という心を持っています。
そのように言ってわかりますか?
傷つくのはイヤだというのは
当たり前なのですが、
これがいざ投資の世界になってくると、
意外と皆さん知らないのです。
FXトレードにおいて、
損をすると心が痛みます。
その時は利益を得ても同じ金額だと
損がとてもショックに感じます。
例えば、FXトレードで1万円の利益を得ても、
1万円の損失があった場合、
1万円損したことばかり言います。
その記憶が残っています。
だから、同額ではあまりメリットを感じられません。
でも利益が1.5万円で
負けが1万円だったらどうでしょうか。
私からすると利益が5千円あるのですから、
良かったね。と思うのですが、
実際にやっている人からすると、
大抵の人は不満です。
これは負けた時の方が心が強く傷つくからです。
自分は負けていると誤解してしまう人もいます。
人によっては利益が2万円で
負けが1万円で
トータル1万円の利益があった場合でも、
不満たらたらです。
これはどのような事かと言うと、
人は喜びよりも痛みの方が特段、
強く感じるものなのです。
数値で言うと2倍以上です。
このような自分の癖は皆さん実は知らないのです。
だからFXトレードをやっていて不満たらたらで
自滅してしまうケースがあります。
これはとてももったいないことです。
人間の心はとても複雑に出来ています。
心理学でも全てを網羅していないと思います。
日々研究の向上が期待される分野ですが、
我々は日常を生きています。
自分の癖が恥ずかしいことではないのです。
しっかりと見つめていきましょう。